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バスケの冠試合で、カタカタレースを開催しました。優勝賞品は、まさかの「高い高い」。

  • 2024年12月14日
  • 読了時間: 4分

更新日:2 日前

クリーニングのクボタ社長です。

2024年12月、信州ブレイブウォリアーズの冠試合「KUBOTA Prezent」を開催させていただきました。

今日は、そのハーフタイムで、私が全力でやり遂げた企画のお話です。

題して、カタカタレース。手押し車(カタカタ)を押して、小さなお子さんが一生懸命走る競争です。2歳の部と3歳の部、あわせて20人ほどのちびっ子が参加してくれました。

正直に白状します。この企画、実現まではなかなかの道のりでした。

「ハーフタイムに、子どものカタカタレースをやりたいんです」。私がそうお願いしたとき、チームの反応は、正直あまり芳しくありませんでした。前例がないのですから、無理もありません。

でも、こうと決めたら、引き下がれないのが私の性分でして。

賞品も、参加賞も、必要なものは全部こちらで用意します——そう言って、半ば押し切らせていただきました。

そして、ここからが本領発揮です。

まず、主役のカタカタ(手押し車)。これをたくさん用意して、一台一台、自社オリジナルのシールでデコりました。 参加者みんなに渡す参加メダルも、応援グッズのタンバリンやパフパフも、全部私が用意。参加者を募集するポスターも、私の手作りです。

レースのルールも、チームの方々と何度も相談して、一つひとつ形にしていきました。

……こうして書くと、社長は普段何をしているんだと言われそうですね。でも、これが私の信念なんです。やるからには、何でも全力投球。

しみ抜きと同じです。中途半端はしたくない。どうせやるなら、とことんまで、しっかりやりたい。その一心で、準備を進めました。

我ながら、よくやったと思います。

さて、当日。

聞くところによると、ハーフタイムのショーというのは、普段お客さんはあまりご覧にならないのだそうです。売店に行ったり、休憩したり。

ところが、この日は違ったらしいのです。みなさん、見てくださっていた。

そりゃあ、そうです。コートに並んだ2歳、3歳の子どもたちが、まっすぐ走るわけがない。あっちを向き、立ち止まり、転び、それでも小さな手で必死にカタカタを押す。もう、波乱に次ぐ波乱です。

あの大きなコートを、子どもたちがのびのびと駆けていく。あんな立派な舞台で自由に走り回れる機会なんて、そうそうありません。子どもたちの、そしてご家族の、あの嬉しそうな顔。あれを見られただけで、私はもう大満足でした。

そして、この日の目玉。優勝賞品です。

これも、言い出しっぺは私です。「賞品として、選手のどなたかに、優勝した子を高い高いしてもらえませんか」。そんな無茶なお願いから始まりました。

引き受けてくださったのが、ウッドベリー選手。当時すでに7人のお子さんを持つお父さんで、子どもの扱いはお手の物。適任すぎる人選です。

ところが、ひとつ誤算がありました。

ウッドベリー選手、とにかく背が高いのです。その人が腕をめいっぱい伸ばして「高い高い」をするわけですから——それはもう、想像を超える高さになりました。

優勝した2人が高い高いをしてもらったのですが、あまりの高さに、1人は泣いてしまいました。

……ごめんね。でも、これ以上ない思い出になったはずです。たぶん。

プロバスケットボールの公式戦で「高い高い」が優勝賞品になったのは、おそらく史上初ではないでしょうか。

さて。ここまで読んで、「クリーニング、一切関係ないな」と思われたことでしょう。その通りです。

でも、こういうことに全力を注ぐのには、理由があるんです。

クリーニングは、サービス業です。みなさんの毎日の暮らしを、見えないところで下支えする仕事。洗って、たたんで、お返しする。その仕事のほとんどは、お客さんの目には触れません。

だからこそ、なのだと思います。普段は見えない仕事をしているからこそ、こうして直接、みなさんの笑顔を見られる機会を作れたことが、私には何より嬉しかった。

思いついてから、実現まで。手間も時間もかかりましたが、全力でやり切りました。あの子どもたちの笑顔を見たら、その甲斐が確かにあったと思えました。

さて、次は何を全力で企もうか。

クリーニングのクボタ 社長・久保田





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