「社長さんにも、よろしくお伝えください」――お客様からいただいた、うれしい言葉
- 8月7日
- 読了時間: 6分
クリーニングのクボタ社長です。
今日は、ちょっと嬉しかった話を書こうと思います。
当社では2年ほど前から、ご家庭でのお洗濯のお手伝いとして、洗濯洗剤を販売しています。「クリーニングのクボタで洗剤も売っているの?」という方も、まだ結構いらっしゃると思います。
実はこの洗剤、家庭向けに販売するためだけに用意したものではありません。もともと当社がクリーニングの現場で、水洗いする商品に実際に使用している業務用洗剤です。
クリーニングのプロとして、お客様から大切な衣類を預かって洗う以上、できるだけ良いものを使いたい。正直なところ、もう少し安い洗剤はいくらでもあります。でも、少しコストが高くても、自分たちが良いと思うものを使おう。そう考えて、当社では水洗いの商品にこの洗剤を使っています。
そして、その業務用洗剤をご家庭でも使っていただけるように、小分けして販売しているのが、当社の「魚も守る洗剤」です。

そんな洗剤について、先日、スタッフから一枚の手書きのメモをもらいました。
篠ノ井東店に来られたお客様から、スタッフの野村がこんなお話を聞いたそうです。そのお客様のお孫さんは、以前、身体のかゆみがひどく、シーツに血がついてしまうほどだったそうです。
そして当社の洗剤を1年ほど使ってくださっているそうなのですが、「今はそういうことがなくなった。本当にありがたい。野村さんに勧めてもらって本当によかった」と、お話しくださったそうです。
そして最後に、「社長さんにも、くれぐれもよろしくお伝えください」と言ってくださったとのことでした。
私は、この言葉が本当に嬉しかったんです。
さらに翌日、安茂里店でこの話を別のお客様にしたところ、その方からも、ご主人がアトピーで悩んでいたそうなのですが、「以前とは全然違う。この洗剤に救われている。ありがたい」というお話をいただいたそうです。
二日続けて、別々のお客様からこういう話を聞いたスタッフも、これは私に伝えたいと思ったのでしょう。わざわざ手書きで、「喜びの声をぜひ社長に伝えていただきたく、お客様の声を届けさせていただきます」と書いてくれました。
ありがたいですね。
私自身、長い間アトピーで悩んできました
実は、私自身も若い頃から長い間、アトピーに悩んだ経験があります。特に20歳から26歳くらいの頃は、本当にひどい状態でした。
顔もアトピー特有のガサガサした状態になってしまい、そのままでは人前に出るのがつらく、少し出かけるにも、顔にワセリンをべったり塗ってからでなければ外へ出る気になれない。そんな時期がありました。
朝起きれば、寝ている間に腕などのアトピーが出ているところを無意識に掻きむしってしまい、爪の中に血が残っている。毎日のように、そんなことを繰り返していました。
肌のことで悩んだ経験のある方なら分かると思いますが、これは単に「ちょっとかゆい」という話ではありません。人に会いたくなくなる。外へ出るのが嫌になる。人との関わりそのものを避けたくなる。私自身にも、そういう時期がありました。
もちろん病院にも行きました。「紫外線はよくない」「洗いすぎてはいけない」「でも不潔にしてはいけない」。いろいろ言われるのですが、当時の私は、「じゃあ先生、私はどうすればいいんですか?」と、本当に行き場がなくなったような気持ちになったこともあります。
だから私は、肌のことで悩んでいる方のお話を聞くと、どうしても他人事とは思えないんです。
きっかけの一つは、肌荒れに悩んでいた赤ちゃんでした
家庭向けにこの洗剤を販売してみようと思ったきっかけの一つにも、肌のことで悩んでいる赤ちゃんの存在がありました。
顔、特にほっぺたの肌荒れがひどかったんです。そして、その子にはタオルや洗濯物をほっぺたにスリスリする癖がありました。
それを見ていて、「ひょっとしたら……」と思ったんです。
もちろん、洗剤が原因だと決めつけたわけではありません。ただ、タオルも、衣類も、シーツも、毎日のように長い時間、直接肌に触れています。
それなら、「当社がクリーニングで実際に使っている洗剤を、家庭でも使ってもらったらいいんじゃないか」と思ったんです。
自分たちがお客様から衣類を預かり、プロとして実際に使っている洗剤です。だったら、それをご家庭でも選べるようにしたらいい。そんなこともあって、業務用として使っていた洗剤を家庭向けに小分けして販売するようになりました。
実際に使った人の話だからこそ、伝えたい
今回のお客様のお話を聞いて、私が嬉しかったのは、「うちの商品を褒めてもらった」ということだけではありません。
以前は、かゆみでシーツに血がつくほどだった。それが今は、「そういうことがなくなった」と、お客様自身がお話しくださった。
私は自分自身が長い間、肌のことで悩んできたからこそ、「それは本当によかったな」と思うんです。
そして、そのお客様が、「社長さんにもよろしく伝えてください」とまで言ってくださった。商品を扱っていて、こういう言葉をいただけることほど嬉しいものはありません。
もちろん、私はここで、「この洗剤を使えばアトピーが治ります」などという話をするつもりはありません。肌の状態も生活環境も、人それぞれ違います。
でも、実際に使ってくださっているお客様から、「以前はこうだった」「使ってみて、こんなことに気づいた」「今はこう感じている」という話を聞かせていただくこと。私は、そういう一つ一つの実際の体験には、とても大きな意味があると思っています。
知らなければ、選ぶこともできません
私は長くクリーニングの仕事をしていますので、洗剤や洗濯については、一般の方より少し多く知る機会があります。
普段の洗濯では、「汚れが落ちるか」「香りがいいか」「値段が安いか」といったところに目が向きやすいと思います。
でも、洗った後の衣類やタオル、シーツは、その後何時間も私たちの肌に触れ続けています。だから、「何で洗うのか」ということについても、少しだけ考えてみてもいいんじゃないかと思うんです。
知らなければ、そもそも選択肢に入れることもできません。
私たちが仕事をしている中で知ったこと。自分自身が経験してきたこと。そして今回のように、実際に使ってくださったお客様から聞いたこと。
そういったことを伝えることで、「そういえば、自分が使っている洗剤や柔軟剤について、あまり考えたことがなかったな」と、一度考えてみるきっかけになればいいと思っています。
特に今、肌のことで本当に悩んでいる方がこの文章を読んでいるのなら、衣類、タオル、シーツ。毎日直接肌に触れているものと、それを洗っている洗剤についても、一度目を向けてみる。そんな一つのきっかけになればと思い、今日はこの話を書きました。
そして、今回お話を聞かせてくださったお客様。本当にありがとうございます。
「社長さんにも、くれぐれもよろしく」
ちゃんと私まで届いています(笑)
こういうお話を聞かせていただけることが、私は何より嬉しいです。
クリーニングのクボタ社長 久保田





